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「傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考」枡野俊明著を読んで

もともと神経の細い方という自己認識のある旅したい羊の目に飛び込んできた「傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考」枡野俊明著を読んでみました。良書であったと思います。

「もうひとつ大切なことは、「すぎない」ということだと思います。考えすぎない、悩みすぎない、迷いすぎない……。人は「すぎる」ことでつらくなったり、苦しくなったりするのです。 「即今、 当処、 自己」  たったいまそのとき、自分がいるその場所で、やるべきことを自分自身でやる。それが一番大切なのだ、という意味の禅語です。どんなときにも、どのような場所(環境)にいても、自分がやるべきことはあります。それをただ必死にやっていけばいいのです。やらないから、考えすぎたり、悩みすぎたり、迷いすぎたりすることになるのです。

「「すぎない」ための妙法は、とにかく、 躊躇わずに図太く「やる(動く)」ということです。そうしていたら、どんな状況も乗りきれます。

「すぎない」ための妙法は とにかく「やる」しかない。

以上、本書からの一部抜粋ですが、目から鱗というか、自分の体験を振り返ってみてもうだうだ考えて(考えているようで実際には考えていないのだと思います)、悩んだり、不安になったりすることがあります。

他にもいろいろな良い言葉が連ねられており一気に読める良書でした。感謝です。